新世代スマートEVの充電を支援、自宅用「ウォールボックス」発表…3時間でバッテリーの8割充電

スマートの自宅向けウォールボックス「charge@home」
スマートの自宅向けウォールボックス「charge@home」全 3 枚

スマートは、新世代EVの『スマート#1』と『スマート#3』向けに、自宅での充電を支援するウォールボックス「charge@home」を欧州で発表した(2月15日)。このウォールボックスは、バッテリー充電ソリューションのプレミアムプロバイダーABB E-モビリティとの提携により開発された。

写真:スマートの自宅向けウォールボックス「charge@home」

charge@homeは、ケーブルまたはタイプ2プラグが付属するコンパクトなAC壁面充電ステーションで、22kWの電力により3時間程度で10~80%まで充電でき、スマート#1の航続は最大440km、スマート#3の航続は最大455kmとなる。新車購入時に設置を含めて注文できるため、顧客にとって充電器の設置プロセスが簡単になっている。

ウォールボックスには、Bluetooth、Wi-Fi、イーサネット接続が装備されている。RFID認証方式とBluetooth Plug & Chargeのシームレスな認証方式により、最初の1回のセットアップの後、車両にプラグを差し込むだけで充電を開始できる。さらに、Helloスマートアプリを使えば、ユーザーは充電プロセスをモニターし、制御することができる。スマートフォンには、車両のバッテリーの現在の満充電状態や航続可能距離が表示される。また、充電プロセスを開始したり中断したりするのも簡単で、デジタルコックピットで直接行うこともできる。

省スペースで現代的なデザインのスマートcharge@homeウォールボックスは、壁や台座に設置することができる。さらに、過酷な気象条件下での防塵・防水性能も備えており、稼働時間を向上させることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
  3. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
  4. 【メルセデスベンツ GLCクーペ 新型試乗】最も売れたベンツ、その走りは「気持ちに訴えかける味わい」だった…島崎七生人
  5. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る