ルノー 『メガーヌ』のEVは航続450km…ジュネーブモーターショー2024に登場予定

ルノー・メガーヌ E-TECH エレクトリック
ルノー・メガーヌ E-TECH エレクトリック全 5 枚

ルノーは2月20日、スイスで2月26日に開幕するジュネーブモーターショー2024に、新型EV『メガーヌE-TECHエレクトリック』(Renault Megane E-Tech Electric)を出展すると発表した。

写真:ルノー・メガーヌ E-TECH エレクトリック

メガーヌE-TECHエレクトリックには、「CMF-EV」プラットフォームを、ルノーブランドで初採用した。この新しいプラットフォームは、ルノー日産三菱アライアンスによって設計された。全高の低いサルーンから大型SUVまで、複数のボディタイプに対応し、さまざまな容量のモジュラーバッテリーを垂直方向と水平方向に取り付けることができる。

新技術と大容量バッテリーのおかげで、CMF-EVプラットフォームは、充電時間を短縮しながら、EVのエネルギー効率と航続を向上させる、と自負する。シャシーとステアリングシステムの一新により、パワーと快適性も大幅に向上し、床下に搭載されたバッテリーにより、重心も低くなっているという。

メガーヌE-TECHエレクトリックのモーターは、高性能グレードの場合、最大出力217hp、最大トルク30.6kgmを獲得する。動力性能は、0~100km/h加速7.5秒、最高速160km/hとした。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量が60kWhの場合、1回の充電での航続は、最大450km(WLTPサイクル)に到達する。

バッテリーの充電は、出力7.4kWのウォールボックスで、フル充電するのに、9時間15分。出力22kWの充電ステーションでは、約3時間15分でフル充電できる。出力130kWの急速充電ステーションを利用すれば、最大200kmの高速道路走行分のバッテリー容量が約30分、最大300kmの航続分のバッテリー容量が約1時間15分で充電できる。

《森脇稔》

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