革新的な蓄電池型超急速EV充電器「Hypercharger Pro」登場

パワーエックスHypercharger Pro
パワーエックスHypercharger Pro全 7 枚

パワーエックスは2月28日、新型の蓄電池型超急速EV充電器「Hypercharger Pro」を発表した。CHAdeMO規格における最速クラスの最大150kW出力を実現している。本日より先行受注を開始し、今年後半からの出荷を予定している。

【画像全7枚】

Hypercharger Proは、大型冷却器を搭載することで、屋内外問わず様々な環境下での超急速充電のパフォーマンスを長時間維持することが可能になった。これによりEVの充電効率を向上できる。

Hypercharger Proは蓄電池のマルチユース運用に対応しており、施設の電気代削減に活用できる。搭載する蓄電池から、設置施設に最大50kWでの放電ができる。太陽光発電設備を導入している場合は、余剰電力の蓄電もできる。電力需要のピークを抑える、ピークカットによるエネルギーマネジメントも可能だ。これらの蓄電池としての活用は、パワーエックスが開発したクラウドシステム「PowerOS」を使えば、自動で最適制御される。

また停電時には予備電源として機能する自立運転機能にも対応している。供給回路を切り分けて必要箇所にのみ電源を供給することが可能だ。

Hypercharger Proの充電方式は、欧州規格の「CCS2」と北米充電標準規格「SAE J3400」をオプションで選択できる。航空機地上支援機材など、商用業務車両の電動化にも対応する。

3月1日まで東京ビッグサイトで開催中のスマートエネルギーウィーク2024でパワーエックスは、ブースでのパネル展示でHypercharger Proを紹介している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ブリッド、高級スウェード調生地採用の新型リクライニングシート「ガイアススリー・レイムス」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る