ステランティス商用車が業績好調、日本はキャンピングカーが牽引 2023年

フィアット・デュカト・クルーキャブ
フィアット・デュカト・クルーキャブ全 5 枚

ステランティスは2月28日、商用車部門「ステランティス・プロワン」の2023年の業績が好調だった、と発表した。

ステランティスの年間純売上高1895億ユーロのうち、ステランティス・プロワン約3分の1を占めた。この結果は、ステランティス・プロワンが世界市場での強さを示し、2027年までに商用車分野での世界リーダーを目指すという目標達成に向けて着実に進んでいることを物語っているという。また、これは「Dare Forward 2030」戦略計画で掲げられた目標に到達するための重要なステップである。

特にヨーロッパでは、商用車とEVの市場リーダーとしての地位を強化し、南米では軽商用車市場で1位、中東・アフリカでは7ポイントの増加で2位に躍進した。さらに、南米、中東・アフリカ、インド・アジア太平洋を組み合わせた地域で、1トンピックアップの販売成長が目立った。

北米市場では、ステランティス・プロワンはバン部門で20%の市場シェアを獲得し、2位に上昇。また、地域全体で3位の位置を確保した。これらの数字は、同社が商用車のラインナップを拡大し、ラム『プロマスターBEV』や2025年型ラム『1500ピックアップ』の発売を含む地域での成長のための確かな基盤を提供している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る