レクサス NX、操縦安定性と乗り心地を向上…新グレード「OVERTRAIL」を追加

・レクサスNX一部改良と新モデル発売

・NXの電動車比率56%、CO2削減に貢献

・「OVERTRAIL」でアウトドアライフをサポート

レクサス NX350h OVERTRAIL(OVERTRAIL専用外板色:ムーンデザート)
レクサス NX350h OVERTRAIL(OVERTRAIL専用外板色:ムーンデザート)全 13 枚

レクサスは、コンパクトクロスオーバーSUV『NX』シリーズを一部改良するとともに、新たに「OVERTRAIL」を追加設定し、2月29日より発売した。

今回の改良では、ハンドル操作のダイレクト感を向上させ、リアボディの変形を抑えるブレース等を追加し、ボディ剛性を向上。併せて、走り込みを通じてサスペンションのチューニングを熟成し、乗り心地も高い次元で両立した。

また、スムースな発進やアクセル操作に対するリニアな車速コントロールを実現するため、NX450h+/NX350h/NX350の走行制御を改良したほか、NX350は走り始めの前後トルク配分を見直した。さらにボディ系・エンジン懸架系を見直し、室内の静粛性を高めた。

価格はNX450h+が749万5000円より、NX350hが550万円より、NX350が630万6000円より、NX250が485万円より。

新グレード「OVERTRAIL」は、カーボンニュートラル社会の実現を目指し、アウトドアライフスタイルに寄り添う設計。オフロード走行時の安定性・快適性を両立し、エクステリアとインテリアによる豊かな時間を提供する。

走行性能の面では、AWD全車のTrailモードを改良し、走破性を向上させた。また、専用チューニングを施したAVS(電子制御サスペンション)を搭載。Trailモードと連動し、凸凹路走行時の乗員の頭の揺れを抑制してオフロード走行時の安定性・快適性を実現しています。

エクステリアデザインは、グリル、ウィンドゥフレーム、ドアハンドル、アウターミラー、ルーフレールをブラック系統のアイテムでコーディネートし、引き締まった印象を表現。オフロードに適した18インチオールテレインタイヤと、標準仕様より15mm高い地上高により、悪路走破性を高めている。ボディカラーは、新色のムーンデザートの他、合計7色を設定した。

内装色にはOVERTRAIL専用の「モノリス」を設定した。ブラックを基調に低彩度のモノリスを組み合わせた新しいコーディネートにナチュラルカラーのオーナメントパネルを採用。上質なオフロード空間を演出する。

さらに、より快適で安全に運転ができるよう装備を拡充し、各パッケージの標準仕様の設定も大きく見直した。また、NX450h+にパノラマルーフの設定を行う等、オプションも拡充した。

OVERTRAILの価格はNX450h+が772万5000円、NX350hが687万6000円、NX350が650万6000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る