光岡『M55コンセプト』市販化決定、1970年代をイメージした創業55周年記念モデル

・光岡自動車『M55 CONCEPT』市販化決定

・2025年内に市場投入予定

・多くの熱望の声が背景に

光岡 M55コンセプト
光岡 M55コンセプト全 22 枚

光岡自動車は2月29日、創業55周年を記念して開発したコンセプトモデル『M55 CONCEPT』(エムダブルファイブ コンセプト)を2025年内に市場に投入すると発表した。

M55コンセプトのメインターゲットは、1968年創業の光岡自動車と同じ55年の人生を歩んだ「同世代の人々」。感受性豊かな少年・少女時代に体験した様々な出来事や1970年代の時代感覚をベースに、当時の夢や希望に満ち溢れ、先の未来を変える大きなエネルギーの中、時代を駆け抜けた人々のマインドを形にした。

スタイリングは、1970年代当時のクルマ好きたちの心をつかんだ日産の4代目スカイライン(ケンメリ)やトヨタの初代セリカリフトバックを彷彿とさせる。両モデルが2ドアだったのに対し、M55コンセプトは4ドアだが、クラシカルな4灯ヘッドライトやリアガラスのサンシェードなど、当時の雰囲気を再現している。

2023年11月に公開されたM55コンセプトは、特別展示会や特設サイトを通じて、多くの来場者と応援メッセージを集めた。展示会には合計1550組以上が訪れ、特設サイトでは1300通を超える市販化を望む声が寄せられた。これらの熱い支持が市販化決定の大きな後押しとなった。

光岡自動車は、供給可能台数の確保が見込めることから市販化を決定。ただし、手作り生産のため、すべての希望者に応えられない可能性もあるとし、正式な発表・発売に向けて努力を続けるとのこと。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. 日産、追浜工場に関する報道を否定…「グローバル生産拠点統合は検討段階」
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る