インフィニティ『QX80』新型、450馬力ツインターボ搭載…ニューヨークモーターショー2024で初公開へ

インフィニティ QX80 新型のプロトタイプ
インフィニティ QX80 新型のプロトタイプ全 5 枚

日産自動車の海外向け高級車ブランドのインフィニティは3月4日、最上位SUV『QX80』の新型に3.5リットルV6ツインターボエンジンを搭載すると発表した。

実車は3月20日に米国で開幕するニューヨークモーターショー2024で初公開される予定だ。

新型QX80の心臓部は、VR35DDT型3.5リットルV6ツインターボエンジンで、450hpのパワーと515lb-ftのトルクを発揮する。これは現行モデルに比べて50hpと102lb-ftの増加だ。また、9速オートマチックトランスミッションは40%広いギア比範囲を持ち、加速時の反応性と高速クルージング時の効率性を両立させている。高速道路での走行時には、アクティブグリルシャッターが閉じて空気抵抗を減らし、燃費を向上させる。新しいパワートレインは、加速性能の向上と旧型V8よりも優れた燃費を実現する。

また、静かな車内と洗練された乗り心地を提供するために、細部にわたる配慮がなされている。新型QX80は、車体のねじれ剛性を高めることで、大幅に静かな車内を実現しているという。

さらに、新たに利用可能になった電子制御エアサスペンションとダイナミックデジタルサスペンション技術は、走行状況に応じて新型QX80を適応させる。エアサスペンションは車両が駐車された際に自動的に低くなり、乗車や荷物の積み下ろしを容易にする。一方、ダイナミックデジタルサスペンションは車両の動きを常に評価し、ボディの動きを抑えることで、ドライバーの自信を高め、長距離の移動でも乗員の快適性を確保する。

《森脇稔》

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