アルファロメオのスーパーカー『33ストラダーレ』、新写真を公開…数字「33」を祝う日に

アルファロメオ 33ストラダーレ
アルファロメオ 33ストラダーレ全 3 枚

アルファロメオは3月3日を、ブランドの特別な数字「33」を祝う「33ストラダーレ・デー」に指定した。これに合わせて、新型スーパーカー『33ストラダーレ』(Alfa Romeo 33 Stradale)の新写真を公開している。

「33ストラダーレ」プロジェクトが始動して以来、33という2桁の数字はアルファロメオにとって重要かつ象徴的な役割を担ってきた。特に2023年の世界新車販売では、前年比で33%の成長を遂げた年となった。33ストラダーレ・デーは、世界中の愛好家や250以上のクラブと共に祝う日となることを目指している。

アルファロメオのデザイン部門は、33ストラダーレ・デーに合わせて、33ストラダーレの新写真を公開した。「ブルーレアーレ」のカラーリングをまとう。このボディカラーは、クラシックな「ロッソ・アルファ」や洗練された「ロッソ・ヴィラ・デステ」と共に、3種類のボディカラーのひとつで、栄光の過去を喚起させるものだという。

33ストラダーレのパワートレインには、内燃エンジンとEVの2種類を設定する。内燃エンジンは、3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボを車両の中央に縦置きし、最大出力は620ps以上。8速デュアルクラッチトランスミッションを介して後輪を駆動し、0~100km/h加速3秒以下、最高速333km/hの性能を可能にする。EVバージョンは、最大出力750ps以上を引き出す。1回の充電での航続は、最大450km(WLTPサイクル)を想定している。

アルファロメオにとって33は特別な数字で、この数字は象徴的で祝祭的な価値を持つ。2021年6月、今から33か月前には、1929年型アルファロメオ『6C 1750スーパースポーツ』が、エンツォ・フェラーリが「世界で最も美しいカーレース」と称したミッレミリアの歴史的再現レースで優勝した。

さらに歴史を遡ると、1933年はスポーツ競技でアルファロメオが支配し、その紋章がレースファンの心を魅了し勝利を収めた栄光の年だった。ヌヴォラーリとコンパニョーニの有名なペアが高性能な『8C 2300』でミッレミリアを制覇し、アントニオ・ブリヴィオが同じ車で世界最古の耐久レースであるタルガ・フローリオを制した。そして、再び同じ栄光のレーシングカーに乗って、ヌヴォラーリとソメールのペアがル・マン24時間レースで勝利を収めている。

《森脇稔》

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