移動中の車内で拡張現実ゲームが可能に、ヴァレオがSXSWで発表予定

ヴァレオの拡張現実を活用した新たな車内ゲーム体験「ヴァレオ・レーサー」
ヴァレオの拡張現実を活用した新たな車内ゲーム体験「ヴァレオ・レーサー」全 1 枚

ヴァレオは3月10日に米国で開幕する「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)2024」において、拡張現実を活用した新たな車内ゲーム体験「ヴァレオ・レーサー」を初公開する。

ヴァレオ・レーサーは、通勤や長距離移動を特別で楽しいものに変えることを目的とした乗員向けのゲーム体験だ。実際の建物や道路、交通状況を取り入れたゲーム環境は、毎回異なるチャレンジを提供し、乗り物での移動を魅力的なものにする、と自負する。

このゲームは、ライブビデオと現実環境の世界認識をデジタルゲーム要素と組み合わせたもので、車両に搭載された先進運転支援システム(ADAS)とAIによる認識アルゴリズムを使用し、リアルタイム環境データをゲーム要素に変換する。これにより、乗客は車内Wi-Fiに接続された端末を使用して、移動中にゲームを楽しむことができる。

3月10日から12日まで開催されるサウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)2024のヴァレオのブースにおいて、ヴァレオ・レーサーのデモンストレーションが行われる予定だ。この新しいゲーム体験は、自動車業界におけるエンターテインメントの可能性を広げ、乗客の満足度を高めることに寄与する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. ホンダ『プレリュード』新型、シビック タイプRのサスペンションとブレーキ技術搭載へ
  3. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
  4. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
  5. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る