ランドクルーザーが3年連続ワースト1、自動車盗難事故実態調査

・ランドクルーザー盗難が最多

・アルファードの盗難割合増

・深夜~朝の盗難が58.4%

トヨタ・ランドクルーザー
トヨタ・ランドクルーザー全 5 枚

日本損害保険協会は、「自動車盗難事故実態調査」の25回目の結果を発表。2023年の車両本体盗難では、トヨタ『ランドクルーザー』が3年連続で車名別盗難ワースト1となった。

[表:車両本体盗難の車名別盗難状況]

2位はトヨタ『アルファード』。盗難割合は2022年の6.9%から2023年には14.0%へと増加しており、特定の車種に盗難被害が集中する傾向が続いている。

以下、トヨタ『プリウス』、レクサス『LX』、トヨタ『ハイエース』が続き、上位10モデルの内、トヨタ車が8モデルを占めた。

盗難発生時間帯に関しては、深夜から朝(22時~9時)の時間帯が58.4%を占め、最も多いことが明らかになった。この時間帯の割合は前年と比較して1.3%増加しており、窃盗犯は夜間の薄暗い場所での犯行に及ぶ傾向があると考えられる。

調査は2021年1月1日から2023年12月31日までの期間、損害保険会社21社を対象に実施。2023年の車両本体盗難は2597件、車上ねらいは921件が発生している。

2023年車両本体盗難件数

1位:トヨタ・ランドクルーザー 383件
2位:トヨタ・アルファード 364件
3位:トヨタ・プリウス 307件
4位:レクサスLX 120件
5位:トヨタ・ハイエース 60件
6位:トヨタ・クラウン 53件
7位:トヨタ・ヴェルファイア 43件
8位:トヨタ・レクサスRX 42件
9位:トヨタ・ハリアー 37件
9位:メルセデスベンツ 37件

《纐纈敏也@DAYS》

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