ロールスロイス、大胆なカラーアクセントを施す…世界限定120台「ゴースト・プリズム」発表

ロールスロイス・ゴースト・プリズム
ロールスロイス・ゴースト・プリズム全 5 枚

ロールスロイスモーターカーズは3月12日、国際的なファッション、デザイン、超高級車コミュニティの影響力ある顧客たちの要望に応え、『ゴースト・プリズム』を発表した。

『ゴースト』をベースに、現代デザインの世界から着想を得ており、ダークでニュートラルなトーンに大胆なカラーのアクセントを加えた、時代を超越したステートメントを作り出した、と自負する。

ゴースト・プリズムの名前は、堅固な形状と明るいスペクトルの色彩のコントラストに由来している。例えば、ガンメタルグレーのボディカラーは、4層の塗料を丁寧に塗り、手作業で16時間磨き上げる10段階の工程を経て、豊かなミネラル仕上げを施している。

従来の鏡面磨きステンレススチール仕上げに代わり、車両のグリルとリアリッドの明るい作業は、スモークブラックグレーの色合いのハイグロス「バーンアウト」で仕上げた。この効果を得るために、各金属部品は職人によって手作業で準備される。まず、各部品に軽い研磨材を使用し、耐久性のあるプライマーのための「キー」を提供する。その上に4層のバーンアウト塗料が塗られる。硬化後、これらの部品は個別に磨かれ、車両のコーチワークのハイグロスの輝きに合わせられる。

顧客は、フェニックスレッド、トゥルケーゼ、マンダリン、フォージイエローの4つの大胆なアクセントカラーから選択でき、鮮やかなコントラストを作り出すことが可能。このアクセントカラーは、下部バンパーインサート、ブレーキキャリパー、コーチラインに適用される。

色の微妙なフラッシュは、車内にも拡がり、1040個のカラー「スター」が特注のスターライトヘッドライナーに含まれている。それぞれが革のキャンバスに手作業で穴を開け、チョークで正確にマークし、パンチで打たれている。これにより、車内は優しい光で満たされる。

ゴースト・プリズムは全世界で120台の限定販売となる。これは2024年がロールスロイスモーターカーズの120周年を迎えることを祝うものだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型、ライバルはRAV4やエクストレイルか
  2. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  3. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  4. 三菱、3列シートの新型SUV『デスティネーター』世界初公開へ
  5. ダムドから『ジムニーノマド』用のボディキットが3種登場!『ジムニーシエラ』用の新作「サウダージ」も注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る