アウディのEV最長の航続625km、新型電動SUV『Q6 e-tron』発表

アウディ Q6 e-tron
アウディ Q6 e-tron全 5 枚

アウディは3月18日、新型電動SUV『Q6 e-tron』を欧州で発表した。Q6 e-tronは、小型電動SUVの『Q4 e-tron』と、大型電動SUVの『Q8 e-tron』の間に位置するミドルクラスのEVだ。

写真:アウディ Q6 e-tron

また、Q6 e-tronは、ポルシェと共同開発された「PPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)」車台をベースにした最初のアウディ車になる。800ボルトの電気システム、強力で効率的な電気モーター、革新的なバッテリーと充電管理システム、新しく開発された電子機器アーキテクチャを搭載する。

リアアクスルに永久磁石同期モーター(PSM)を、フロントアクスルに非同期モーター(ASM)を積む。PPE用に新開発された電気モーターは、第1世代の『e-tron』に搭載されたユニットと比較して、約30%小さくなっている。重量も約20%軽い。システム出力は最大387psを引き出す。

新開発された高電圧バッテリーは、アウディ車で最長の航続を実現する大きな要因だ。蓄電容量は100kWh(ネット94.9kWh)で航続は625kmに到達する。このセグメントで最も航続の長いモデルのひとつとなっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ルノー日産三菱、仏ドゥエー工場でEV共同プロジェクト推進…次期『エクリプス クロス』開発・生産へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る