セルフ洗車場「Whitepit」が大盛況---“洗車は手洗い派”から支持

“洗車は手洗い派”の支持を受け、時間制セルフ洗車場「Whitepit」が盛況
“洗車は手洗い派”の支持を受け、時間制セルフ洗車場「Whitepit」が盛況全 7 枚

「洗車=面倒」という考えは、誰にでもあてはまるものではないようだ。愛車を大切にする人にとって洗車ははまってしまうほど楽しい作業なのだ。しかし、全国の手洗い洗車場の減少、洗車スペースのない分譲・集合マンションの増加により、洗車できない「洗車難民」が増加してきた歴史がある。その結果、需要が高まってきているのが“セルフ洗車場”である。

時間制セルフ洗車場「Whitepit(ホワイトピット)京都伏見本店」が大盛況

施設の省力化をサポートする業務用機器の製造販売やコインランドリーなどの無人ビジネスの事業提案をおこなう株式会社Fujitaka(京都府京都市)は、時間制セルフ洗車場「Whitepit(ホワイトピット)京都伏見本店」を2022年11月にオープンした。同店は、利用時間に応じて精算する時間制を採用しており、洗車・仕上げをする屋根付きが8車室、高圧洗浄を行う2車室の計10車室を設けている。オープンから1年経った現在、洗車場は平日の日中でも満車になり、週末ともなると行列ができるほどの大盛況だという。

同社の担当者に話を伺うと「Whitepitの特徴は、屋根を備えた快適な空間に最新の洗車機器が導入されており、時間制の料金形態につき満足するまでじっくりと洗車を楽しむことができる点です。平均すると80分~90分程の利用時間で、稀に6時間以上洗車を楽しむ人もいます。門型洗車機の性能も良くなっており傷がつきにくくなっていることは承知しておりますが、それでもまだ“洗車は自分で丁寧に行いたい”という手洗い派も少なくはありません」と、じっくりと洗車を楽しめる施設であることが、人気の要因だと説明して頂いた。

時間制セルフ洗車場「Whitepit」の全国展開を目指す

株式会社Fujitakaは2600店舗以上のコインランドリー開業支援を行う中で、洗車ビジネスも遊休地を活用して収益化を目指す省人ビジネスでありながら、雨天時に需要が増えるコインランドリーと晴天時に需要が増える洗車は、天候による事業のリスクを相互補完できるメリットがあることに着目してきたという。また、コインパーキングに関する事業も行っていることから入口ゲートの機械も扱っており、これら自社のリソースを活かすことで、時間制セルフ洗車場「Whitepit」のビジネスモデルに至っている。

同社は、手洗い洗車場を求める多くの声を元に、最新の洗車場ビジネスの全国展開を目指す。「最新機器の導入や快適な設備、時間内であれば洗車場内の設備が使い放題になる時間制の新しい料金体系など、洗車場ビジネスの在り方を刷新していきたい。そのために、Whitepitというオリジナル店舗名を無償で貸与し、初期投資額、ランニングコストの負担を抑え開業・運営をしやすくします」と意気込みを語った。

“洗車は手洗い派”の支持を受け、時間制セルフ洗車場「Whitepit」が大盛況

《カーケアプラス編集部@市川直哉》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る