女性専用ライドシェア、沖縄でサービス開始

・女性専用ライドシェアサービス開始

・非営利型で安全・便利な移動を提供

・今後の男性利用拡大と渋滞解消も視野

女性専用ライドシェア
女性専用ライドシェア全 4 枚

オキジモは、女性専用のライドシェアサービスを4月1日から沖縄で開始した。

コロナ禍によるドライバー減少と高齢化、そして観光需要の増加により、移動手段の不足が問題となっている。これに対応するため、2024年4月より日本版ライドシェアが限定的に解禁される予定だが、ドライバー不足の解消には至っていない。

オキジモは、沖縄県内で交通情報サービスを10年間運営してきた実績を持ち、地域のドライバーと共に成長してきた。沖縄県の運転免許保有率は85.3%と高く、車社会であることから、ライドシェアによる収入増の期待が高まっている。また、安全対策を最も重要視するという意識調査の結果を受け、女性専用ライドシェアの提供に至った。

このサービスは、女性ドライバーによる女性または子ども限定の同乗者を対象としている。非営利型として運営され、ドライバーの移動ルートに沿って同乗者を募るシステムで、ガソリン代や高速代をドライバーに支払う形式。これにより、普段の移動コストを削減しつつ、安全性を確保した移動手段を提供する。

オキジモは、初期段階では女性専用としてサービスを開始するが、将来的には男性も利用できるように拡大する計画だ。また、沖縄県の交通渋滞問題に対しても、ライドシェアを活用した効率的な移動手段の提供を目指していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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