ルネサスが甲府工場でEV向けパワー半導体の生産を開始

甲府工場外観
甲府工場外観全 2 枚

ルネサス エレクトロニクスは、電気自動車(EV)向けのパワー半導体需要の増加に対応するため、甲府工場(山梨県甲斐市)の稼働を開始した。

甲府工場は、ルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリングの傘下で、150mmおよび200mmウェハ対応の生産ラインを持っていたが、2014年に稼働を停止していた。しかし、脱炭素化社会への移行とパワー半導体の需要増に伴い、ルネサスは甲府工場を300mmウェハ対応のパワー半導体専用ラインとして再稼働させることを決定した。

2022年5月の決定後、ルネサスは900億円の設備投資を行い、2024年4月1日に開所式を迎えた。甲府工場では、IGBTを中心としたパワー半導体の量産を2025年から開始し、生産能力を現在の2倍に増強する予定だ。


《纐纈敏也@DAYS》

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る