[音のプロが推す“超納得”スタートプラン]低予算で音の変化を楽しめる新ワザ!

50mmフルレンジスピーカー『ブラム・LFR 52』の取り付け例(製作ショップ:フィスト<北海道>)。
50mmフルレンジスピーカー『ブラム・LFR 52』の取り付け例(製作ショップ:フィスト<北海道>)。全 4 枚

音楽好きなドライバーなら、その音楽を「もっと良い音で楽しみたい……」、そう思ったことが1度や2度はあるはずだ。当連載ではその思いを形にできる“スタートプラン”を全国の有名カーオーディオ・プロショップに訊き、紹介している。

【画像全4枚】

今回は、北海道旭川市の人気店「フィスト」の山内さんからの提案を公開する。その中身とは……。

◆“フルレンジスピーカー”をアドオンするだけで、聴こえ方がガラリと変わる!

「フィスト」の山内さんにはズバリ、初めて来店したユーザーにどのようなプランを提案することが多いのかを訊ねた。

「最近多いのは、フルレンジスピーカーのアドオンです。もちろん目的を持ってご来店される方にはご要望に沿ったご提案をしていますが、低予算で音を良くしたいとおっしゃる方には、まずはこれをお薦めすることが増えてきました。

具体的には、“ブラム”の50mmフルレンジスピーカー『LFR 52』(税込価格:2万7500円、ペア)を使うことが多いです。当機をダッシュボードの上にポンと置くように取り付けるか、またはAピラーにネジ留めします。そうすると聴こえ方がガラリと変わるんですよ。音楽の美味しいところ(中音域)が目の前のスピーカーから聴こえてきますので、サウンドステージが目前に広がりやすくなるんです。情報量も多く受け取れますし。

なお、純正スピーカーはそのままで大丈夫です。なので取り付けの手間は最小限で済みます。総予算は税込5万円程度で収まります。純正のツイーターの有る無しに関係なく実行でき、どちらのケースでも大きな効果を得られます」

カロッツェリア・TS-WX140DAカロッツェリア・TS-WX140DA

◆物理的なサウンドチューニングを施せば、純正スピーカーの音と上手く繫がる!

「なお、フルレンジスピーカーの取り付け角度を上手く調節することで、つまり物理的なサウンドチューニングを施すことで、純正スピーカーの音と上手く繫がります。デジタルチューニングを行えた方が良いですが、最初は細かなことは気にしなくても大丈夫です。それができなくても、音の変わりようはかなり大きいですから。実際に音を聴くと皆さん、すごく驚かれます。そしてカーオーディオの面白さを、少なからず実感してくださいます。

そしてその楽しさに目覚めた方には次に、パワードサブウーファーの追加をお薦めすることが多いです。

その際には、“カロッツェリア”の『TS-WX140DA』(価格:オープン)をお薦めしています。当機は電源線を必ずしも車両のメインバッテリーから取らなくても良いので、取り付け費用を抑えられます。なので総費用は、3万円程度で済むことが多いで(車種による変動あり)。

なお当機にはリモコンが付属していてそれにて大まかなサウンドチューニングを行えますので、それだけでもフロントスピーカーの音と上手く繫がります。そして当作戦でも音がガラリと変わります。それまで聴こえていなかった低音がしっかり鳴ってくれますから」

ゴールドホルン・DSPA 406(GDT42)ゴールドホルン・DSPA 406(GDT42)

◆パワーアンプ内蔵DSPの追加もお薦め! 緻密なチューニングを実行すれば音が激変!

その次には何をすると良いのかも教えてもらった。

「次にはパワーアンプ内蔵DSPの導入をお薦めすることが多いですね。なお、パワードサブウーファーの追加よりも先にこちらを実行される方もいらっしゃいます。リーズナブルなモデルもありますし、これにて緻密なサウンドチューニングを行うことでも聴こえ方が大きく変化しますので、こちらが先でも楽しめます。

お薦めの機種は、“ヘリックス”の『M-FOUR DSP』(税込価格:8万8000円)、または“ゴールドホルン”の『DSPA 406(GDT42)』(税込価格:6万6000円)、これらが選ばれることが多いです。あるいは、後のシステムアップまでを視野に入れられる方には、同じく“ゴールドホルン”の『DSPA 810PRO(GDT68 PRO)』(税込価格:12万1000円)を推すこともありますね。

とにもかくにも、カーオーディオに興味を持ってくださる方を増やしたいと思っています。そのためには、音が変わる感動を低予算で体験していただくことが重要です。お金がかかりそうだなとか難しそうだなという印象を与えてしまわないように。なので、手頃でかつ音の変わり幅が大きいことをご提案するように心がけています。

お近くでしたらぜひお気軽にお越しください。多くの方に、カーオーディオの楽しさをお伝えできたら嬉しいです。お待ちしています」

《太田祥三》

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