ユーザー目線でのモビリティサービス協会が設立される

モビリティサービス協会設立
モビリティサービス協会設立全 4 枚

一般社団法人モビリティサービス協会が4月23日、設立された。ユーザーが求めるモビリティの理想形を実現するため業界のアクティブなハブになることをめざす。これまでの業界団体・協会は企業目線、メーカー目線で活動するものが多く、ユーザー目線での協会はなかったという。

協会の“Mission”は「ユーザー視点に立った多様なモビリティサービスを世に送り出す」、“Vision”は「時代の変化と共に人々が思い描く世界観を実現するために既存の枠組みを超え、共創することで社会の最適化を横断的に追求する」。

設立の背景について発起人の一人、中島徳至氏(グローバルモビリティサービス代表取締役社長)は4月23日の記者会見で、「モビリティを取り巻く要素はかつてないほど多岐にわたる。車だけでは解決できない課題が多い」とする。

自動車業界を取り巻く環境が変化している中、ユーザーニーズに対応する技術とサービスの開発が求められている。業界の垣根を越えコネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化、それらを含めたサービス領域に対する、様々なプレーヤーの挑戦が始まっている。協会は、ユーザーの利便性と社会への貢献を重視し、ユーザーや社会が主体となるモビリティサービスの構築を進め、モビリティサービスの普及と発展の推進を意図する。

中島氏は、モビリティサービス協会の位置づけについて、「一番ユーザーに近い立ち位置」からモビリティ業界を底辺から底上げしたい、と語る。「従来の業界団体の活動目的は、メーカー都合、販売都合で、ユーザーの需要が届いていない可能性が大きい」という。


《高木啓》

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