日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開

日産エヴォ・コンセプト(手前)とエラ・コンセプト(奥)
日産エヴォ・コンセプト(手前)とエラ・コンセプト(奥)全 39 枚

日産自動車は4月25日、北京モーターショー2024において、新エネルギー車(NEV)のコンセプトカー4車種を公開した。

そして、2026年度までに中国市場に投入するNEVは、以前に公表された4車種から1車種増え、合計5車種となることも明らかにした。日産ブースでは、コンセプトカーに加えて、最新の電動化技術を搭載した電動車両のラインアップを展示している。

日産の内田誠社長兼CEOは「中国市場向けに最適化した戦略に取り組む」と述べ、新エネルギー車の投入を通じて、バランスの取れた商品ラインアップを構築し、中国の顧客に新しいモビリティ体験を提供すると語った。

公開されたコンセプトカーは、2車種の電気自動車(EV)と2車種のプラグインハイブリッド(PHEV)。これらは、中国の顧客の将来のモビリティニーズに応えることを目指している。例えば、「日産エポック・コンセプト」は、AIとIoTを活用したEVセダンで、都市や郊外での走行を楽しむ人向け。「日産エピック・コンセプト」は、自動運転が可能なEV SUVで、週末の冒険に適している。

また、日産は新たなブランドキャンペーン「Excitement by Ni」を開始し、中国市場における企業価値と競争力を高める戦略を展開する。中国の顧客は、新しいライフスタイルや、知能化と電動化のイノベーションを受け入れており、日産はこれらのニーズに応えるため、知能化技術のリーディングカンパニーとのパートナーシップを強化している。

日産は、中国市場での存在感をさらに向上させ、顧客に新しい価値を提供するために、知能化と電動化を推進し続ける。北京モーターショーでの発表は、日産が中国での成長戦略を加速していることを示している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 新型EVセダン『マツダ6e』、カーフェスト2025で英国一般初公開へ
  4. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る