市光工業が最新のライティングソリューションを発表へ…人とくるまのテクノロジー展 2024

ZEEKR 007 LEDデジタルパネル搭載フロントライティング
ZEEKR 007 LEDデジタルパネル搭載フロントライティング全 3 枚

大手自動車部品メーカーの市光工業は、5月22日から5月24日まで開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」とそのオンライン展示会である「ONLINE STAGE 1」に出展する。市光工業は、自動運転と電動化及び環境対応に関するライティングソリューションを発表する予定。

【画像全3枚】

今回の展示では、ジーカー『007』のフロントライティングが日本初展示だ。このフロントライティングは、レンズ高さ15mmの超薄型バイファンクションヘッドランプユニットと、1700個以上のLEDで構成された2つのデジタルパネルを備えている。これにより、ユーザーに最適化されたインタラクティブな照明体験を提供する。

さらに、市光工業は今年も進化したHDライティングを展示する。HDライティングはヘッドランプの照射範囲を数万ピクセルに分割して個別に制御する技術である。ロービーム及びハイビーム双方の照射範囲を細かく制御することで、ドライバーの視認性向上や運転をサポートし、夜間運転時の安全性・快適性を高める。

ハイビーム領域では、高精細なグレアフリーハイビームにより最大限の視界を確保する。また、精細な配光制御によって標識への照射を減光し、反射による眩しさを低減することができる。ロービーム領域では、レーンガイドやナビゲーション表示を路面に投射することで運転サポートを行い、車両の前方を横断する歩行者の足元を強調し、発見しやすくすることで安全性を向上させる。

《小國陽大》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  2. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
  3. 新車でも中古車でもない“第3の選択肢” ガリバー発の新ブランド「リメイクカーズ」誕生
  4. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  5. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る