EV生産を自動化へ、未来の工場めざす…シーメンスとフォックスコンが覚書を締結

EV生産の自動化など未来の工場めざすことで覚書を締結したフォックスコンとシーメンスの首脳
EV生産の自動化など未来の工場めざすことで覚書を締結したフォックスコンとシーメンスの首脳全 2 枚

シーメンスホンハイ・テクノロジー・グループフォックスコン)は5月15日、スマート生産プラットフォームにおけるデジタル変革と持続可能性を推進するために、覚書(MoU)を締結した。

ドイツのシーメンスは技術分野でのリーダー企業であり、台湾のフォックスコンは世界最大の電子機器製造企業だ。

この協力は、電子機器、情報通信技術(ICT)、EVにおけるグローバルな製造プロセスに焦点を当てている。シーメンスとフォックスコンは、スケーラブルでシームレスなエンジニアリングや製造システムを確立するために協力していく。

このMoUでは、フォックスコンのEV工場における自動化レベルを向上させるために協力する。これには、電子機器製造サービス(EMS)や契約設計・製造サービス(CDMS)が含まれる。特にCDMSは、フォックスコンのEV向けビジネスモデルだ。両社は、シーメンスの先進的な工場自動化システムと産業用ソフトウェアを活用し、デジタルツイン技術や人工知能(AI)を含む未来の工場の実現に向けた取り組みを進める。


《森脇稔》

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