ダイハツの合弁「プロドゥア」、初のEVプロトタイプ発表…マレーシアモーターショー2024

プロドゥアのEVプロトタイプ『emo-1』
プロドゥアのEVプロトタイプ『emo-1』全 1 枚

ダイハツのマレーシア合弁のプロドゥアは5月21日、同社初のEVプロトタイプ『emo-1』をマレーシアモーターショー2024で発表した。

emo-1は、プロドゥアのコンパクトカー『マイヴィ』をベースに、EVパワートレインを搭載した。このプロトタイプは、プロドゥアが電動化技術を構築するための基盤になるという。

このEVプロトタイプは、パワーベンチ、パワーコンバーター、全体のスタイリングとデザインの3つの主要部分で構成されている。これらの部分は、すべてマレーシアで現地生産されており、パワーコンバージョン技術の開発のみ、オーストラリア企業と共同で行われた。

パワーベンチの開発は、プロドゥアが3つの地元大学(テナガナショナル大学、クアラルンプール大学、プトラマレーシア大学)と提携して行った。これにより、この技術を完全に理解し、自社のものとすることができたという。

この協力は2022年9月に始まり、プロドゥアと3つの大学が協力してEVパワートレインをゼロから開発し、それぞれの専門知識と能力を向上させた。

プロドゥアは、プロトタイプでの開発を続け、『プロドゥアEV』を量産化する計画。その外観は、プロトタイプと異なるという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  4. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  5. ホンダ『ステップワゴン』30周年記念車、マルチビューカメラなど快適装備を追加…409万8600円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る