アウディの電動SUV『Q8 e-tron』に「ダカールラリー」仕様、オフロード性能向上…生産開始

アウディ Q8 e-tron エディション・ダカール(右)
アウディ Q8 e-tron エディション・ダカール(右)全 5 枚

アウディは5月23日、電動SUV『Q8 e-tron』の「エディション・ダカール」の生産をブリュッセル工場で開始した。この特別モデルは、世界で最も過酷な砂漠ラリー「ダカールラリー」にインスパイアされており、革新と冒険の精神を体現しているという。

アウディ『Q8 e-tronエディション・ダカール』は、『Q8 55 e-tron quattro』をベースにしている。この特別エディションは、地上高が31mm増加し、オフロード性能が向上している。また、オフロード対応の「General Grabber AT3」タイヤが装着されており、緩い路面での加速やブレーキ性能が向上している。

冒険に必要な装備を積むためのルーフバスケットも標準装備。カラーはシアムベージュメタリック、ミトスブラックメタリック、マグネティックグレイの3色が用意された。さらに、伝説的な「RS Q e-tron」にインスパイアされた特別ラッピングが限定99台に施されており、各車両のDピラーにはフロスト加工されたシリアルナンバーが刻まれている。

Q8 e-tronエディション・ダカールは、オフロードファンにも電動ドライブの魅力を提供する初の電動アウディ、としている。

《森脇稔》

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