ジープは5月30日に、大型電動SUV で新型EVの『ワゴニアS』（Jeep Wagoneer S）を、米国ニューヨークで初公開する。ジープが5月22日に発表した。
ジープ・ワゴニア S
ワゴニアSは、ジープが属するステランティスの次世代EV車台「STLAラージ」をベースにする。ワゴニアSは、EVのみのグローバルSUVとなり、1回の充電で最大400マイル（約640km）の航続を可能にした。EVパワートレインのモーターは、最大出力600hpを引き出す。ワゴニアSは、0～96km/h加速およそ3.5秒の性能を備えている。
インテリアは、プレミアムなテクノロジーと細部まで丹念に作り込まれた職人技を融合させた。ジープ独自の「セレック・テレーン」のトグルスイッチや、アンビエントライティングを備えたドライバーコントロールセンターなど、素材やデザインにこだわったという。
ジープ・ワゴニア S
また、デュアルパネルのパノラミックサンルーフが標準装備される。目の肥えたユーザー向けに、セグメント初の19スピーカーのプレミアムオーディオシステムを「McIntosh」と共同開発している。