BMW 5シリーズ・ツーリング 新型のEV『i5』、航続560km…新写真を公開

BMW i5 ツーリングの「eDrive40」
BMW i5 ツーリングの「eDrive40」全 10 枚

BMWは5月24日、ミドルクラスワゴン『5シリーズ・ツーリング』新型のEV仕様、『i5ツーリング』(BMW i5 Touring)の新写真を公開した。

i5ツーリングの標準グレードが、「eDrive40」だ。リアアクスルに搭載された電気モーターが後輪を駆動する。モーターの最大出力は340hp、最大トルクは43.8kgmを引き出す。スポーツブーストまたはローンチコントロール作動時には、0~100km/h加速を6.1秒で駆け抜ける。最高速は193km/hに到達する。

省スペース型の高電圧バッテリーはアンダーボディに搭載され、蓄電容量は81.2kWhとした。1回の充電での航続は、最大560 km(WLTPサイクル)。効率的な電気モーターに加えて、最新版のアダプティブ・リキュペーション、室内や駆動部、高電圧バッテリーのヒートポンプ技術の組み合わせが、長い航続に貢献しているという。また、「MAX RANGE」機能では、パワーと速度を制限し、快適機能を停止することで、航続を最大25%伸ばすことができるという。

BMW i5ツーリングの「コンバインド・チャージング・ユニット(CCU)」は、標準では最大11kW、オプションでは最大22kWの出力でAC(交流)充電が可能。高電圧バッテリーは、最大205kWの出力でDC(直流)充電できる。これにより、約30分でバッテリー容量の80%を充電することが可能だ。また、i5ツーリングは、「プラグ&チャージ」機能を導入した。これにより、アプリや充電カードを使用することなく、充電ステーションで車両を自動的に認証する。

《森脇稔》

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