ウェブOSベースの車載エンタメ、ソフト定義車の技術を利用…LGがEVに初採用

LGエレクトロニクスの車載エンターテインメントプラットフォーム「Automotive Content Platform(ACP)」
LGエレクトロニクスの車載エンターテインメントプラットフォーム「Automotive Content Platform(ACP)」全 1 枚

LGエレクトロニクス(LG)は5月27日、車載エンターテインメントプラットフォーム「Automotive Content Platform(ACP)」を、初めてEVに採用すると発表した。

ウェブOSベースのACPは、車内を「車輪の上の生活空間」に変えるというLGの未来のモビリティビジョンに沿って、家庭のエンターテインメント体験を車内でも楽しめる。このプラットフォームは、ソフトウェア定義自動車(SDV)のためのLGのソフトウェアソリューション「LG AlphaWare」の一部だ。LGのウェブOSを搭載したスマートテレビが世界中の消費者に人気を博しているのと同様に、車内環境に最適化されたLGのACPは、乗員が自宅で楽しむようにお気に入りのコンテンツに没頭できるという。

LGのACPは、Netflix、YouTube、Baby Shark World for Kids、Stingray Karaoke、Play.Works、LG Channelsなどのプレミアムコンテンツプロバイダーからのアプリにアクセスできる。EVとして最初に搭載されるキア『EV3』では、各乗員の指先でLGのプラットフォームを利用できるようにし、車載スクリーンで高品質のコンテンツを楽しむことができる。ストリーミングサービスやソーシャルメディアプラットフォームから子ども向けの教育コンテンツまで、ユーザーはこれまでモバイルデバイスやテレビでしか利用できなかった多様なコンテンツにアクセスできる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. アプリリア、“鈴鹿未体験”のオールイタリアンチームで3年ぶりの8耐表彰台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る