SDV向けソフトウェア「AlphaWare」、未来の自動車で車内体験向上へ…LGが発表

LGエレクトロニクスが「AutoTech」で発表した「SDV(ソフト定義自動車)」向けソフトウェアソリューションのイメージ
LGエレクトロニクスが「AutoTech」で発表した「SDV(ソフト定義自動車)」向けソフトウェアソリューションのイメージ全 1 枚

LGエレクトロニクス(LG)は6月7日、米国デトロイトで開催された「AutoTech」において、「SDV(ソフト定義自動車)」向けのソフトウェアソリューションを初公開した、と発表した。

LGは、モビリティ分野の技術リーダーとして、SDVへの移行を推進している。LGのソフトウェア「LG AlphaWare」は、未来の自動車での車内体験を向上させることを目指している。

AutoTechでのプレゼンテーションにおいて、LGの車両コンポーネントソリューション会社のソフトウェアソリューションリーダーを務めるバレンティン・ジャニアウ氏は、SDVへの移行に関するいくつかの重要なトピックを議論した。彼は、車両が人々の個人的な空間の延長となり、仕事やリラクゼーションのためのシームレスな接続を提供し、単なる交通手段以上のものに変わるという新たなトレンドを強調した。LG AlphaWareは、LGの家庭用電子機器が持つユーザー体験を車内でも実現することで、SDVを「4輪の上の生活空間」に変える中心的な役割を果たすという。

LG AlphaWareソフトウェアは、車内体験を向上させる5つのコアソリューションで構成されている。これらのソリューションは、自動車メーカーの車載システムとシームレスに統合され、技術的な課題を克服し、ドライバーと乗員に自宅のような快適さと接続性を提供する、と自負する。


《森脇稔》

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