トルコのカルサン(Karsan)は6月10日、フィンランド・タンペレ市で、自動運転バス「Autonomous e-ATAK」が運行を開始した、と発表した。これはフィンランド初の自動運転バスであり、世界初のレベル4自動運転バスになるという。
カルサンは、公共交通の電動化と自動運転化において先駆的な役割を果たしており、今回のプロジェクトもその一環だ。
Autonomous e-ATAKは、タンペレ市内のハウララとランパーラを結ぶ5.5kmのルートで運行を開始した。このルートは、交通信号や交差点、歩行者横断などの複雑な要素を含んでおり、自動運転技術の実力が試される場となっている。Autonomous e-ATAKは、フィンランドで初めてチケットを持った乗客を乗せて公道を走る自動運転バスだ。