ダイムラートラック、欧州で新ブランド「TruckCharge」立ち上げ…顧客のEVトラック運用を全方位で支援

ダイムラートラックの新ブランド「TruckCharge」のイメージ
ダイムラートラックの新ブランド「TruckCharge」のイメージ全 3 枚

ダイムラートラックは6月11日、欧州で新ブランド「TruckCharge」を立ち上げると発表した。

このブランドは、同社の既存および将来の電動トラックに関連するインフラと充電サービスを統合するものだ。具体的には、コンサルティング、ハードウェア、デジタルサービスが含まれる。これにより、ダイムラートラックは顧客に対してエネルギー生成から車両運用までのコスト効率の高いパッケージを用意し、電動化の潜在能力を最大限に引き出すことを目指している。

TruckChargeは、運送会社だけでなく、自社または外部委託のトラックを持つ企業も対象としている。異なる自動車メーカーの車両が一般的に使用されるため、TruckChargeはトラックブランドに関係なく利用できるようにした。ダイムラートラックは、9月にドイツ・ハノーバーで開催されるIAAトランスポーテーションでTruckChargeを正式に発表する予定だ。

ダイムラートラックのコンサルティングサービスは、電動トラックに関連する総コストの改善を狙う。すでに同社では、顧客に対してフリートやデポの電動化支援を行っている。電動トラックのコンサルティング、デポの充電インフラの計画、建設、設計、そしてグリッド接続に焦点を当てている。さらに、インフラや車両のための公的資金調達の支援も行っている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る