ポルシェは6月14日、ドイツ・インゴルシュタットに新たな急速充電ラウンジを開設した、と発表した。これにより、ポルシェの欧州充電ネットワークがさらに拡大した形となる。
インゴルシュタットのポルシェセンターには、最大400kWの充電容量を持つ4つのDC高速充電ステーションと、22kWのAC充電ポイントが4つ設置された。既存の3つのラウンジでも、最大充電容量が300kWから400kWに引き上げられた。これにより、ポルシェのEVやプラグインハイブリッド車(PHEV)の充電がさらに迅速かつ効率的に行えるようになった。
特に、今年初めに大幅にアップデートされた『タイカン』のドライバーは、320kWまでの充電が可能となり、充電安定性の向上により、5分間で300kW以上の充電が可能となった。また、新型EVの『マカン・エレクトリック』も、10%から80%までの充電が約21分で完了する。
インゴルシュタットのラウンジエリアには、モダンな設備や豊富なソフトドリンクとスナックが用意されており、アナログおよびデジタルメディア、高性能WiFiも利用可能。ポルシェのドライバーは、ポルシェIDを使用して充電ステーションとラウンジエリアにアクセスできる。ナンバープレート認識システムにより、簡単にアクセスが可能だ。