軽量な熱可塑性バッテリーケース発表へ、エネルギー効率と航続が向上…米トリンセオ

トリンセオのロゴ
トリンセオのロゴ全 2 枚

米国に本拠を置くトリンセオ(Trinseo)は、6月18日にドイツ・シュトゥットガルトで開幕する「The Battery Show Europe」において、EVバッテリーソリューションの新ラインアップを発表する。同社が6月12日に発表した。

発表されるのは、性能向上とバッテリーパックの物理的保護に焦点を当てた2つの技術。まず、軽量熱可塑性バッテリーケースが紹介される。このケースは、Direct Long Fiber Thermoplastic(DLFT)成形プロセスを使用して製造されており、従来の金属ケースに比べてリサイクル性が高く、製造サイクルも短い。EVメーカーは、重くて高価な金属ケースから高性能な熱可塑性トレイやカバーに移行することができる。これにより、エネルギー効率と航続が向上し、設計の自由度も増すという。

次に、水性アノードバインダー「VOLTABOND」が発表される。このバインダーは、グラファイトと導電性エージェント粉末をバッテリーのフォイル電流コレクターに結合させるもので、高い剥離強度、低DCIR、低リバウンドを実現する。また、独自の化学構造により、電解質の溶解に対する耐性を持ち、バッテリー寿命を延ばす。

《森脇稔》

アクセスランキング

  1. マツダ『ロードスター』次期型は1000kg級の軽さ追求、BEVも視野に
  2. 人気ミニバンが2027年にも大進化へ! トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発1.5LエンジンHEVか?
  3. ダイハツ『ムーヴ』など3車種1万台にリコール… 内装材が燃焼基準に不適合
  4. 「かっちょええ!!!」「あまりにも美しい」光岡の新型オープン2シーター『LA1』がSNSで話題に
  5. ダムド、ホンダ『N-VAN』用「トラックミラー」と「ルーフバイザー」を発表…純正超えの視野角とレトロデザインを両立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  4. ENEOS、米化学品メーカーTPC買収へ…ブタジエン生産能力で世界3位に
  5. TSMC第二工場隣接地で半導体クラスター支援プロジェクト、熊本で「NEX.PT」始動…永井運送
ランキングをもっと見る