住友化学、自動車プラスチック国際会議に出展へ…次世代EV技術を中心に

住友化学の「スミカエクセルPES」と「スミカスーパーLCP」
住友化学の「スミカエクセルPES」と「スミカスーパーLCP」全 2 枚

住友化学グループは、6月19日にドイツ・マンハイムで開幕する自動車業界のプラスチック専門家向けカンファレンス「PIAE(自動車プラスチック国際会議)」に出展する。同社が6月11日に発表した。

欧州子会社の住友化学ヨーロッパは、今後成長が期待される次世代EV市場に向けて、高機能エンジニアリングプラスチックの具体的な用途を紹介する。軽量素材やEVアプリケーションなど、最先端の自動車向けソリューションを出展する予定だ。また、住化ポリマーコンパウンドU.K.は、自動車用途向けガラス繊維強化ポリプロピレン(PP)材を用いたカーボンフットプリント低減の最新技術の展示と技術発表を行う。

ブースでは、住友化学ヨーロッパがドイツのForward Engineering社と共同開発した「Cell-to-Pack」バッテリーエンクロージャーのコンセプトモデルを公開する。このコンセプトモデルは、ドイツのアーヘン工科大学ポリマープロセス研究所と共同でさらなる開発を続けている。


《森脇稔》

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