レクサス『GX』新型、移動キッチンカーに…リアは観音開きに変更

レクサス GX 新型ベースの「モノグラム GX」
レクサス GX 新型ベースの「モノグラム GX」全 6 枚

レクサスの米国部門は6月13日、SUVの『GX』新型をベースに、料理やワイン愛好家向けにカスタマイズした特別モデル『モノグラムGX』を発表した。高級調理機器ブランドの「モノグラム」と提携して開発された。

この特別モデルは、6月14日から16日にかけてコロラド州アスペンで開催される「フード&ワインクラシック」で公式デビューを果たした。

モノグラムのデザイナーコレクションにインスパイアされたこの車両は、レクサスとモノグラムが協力し、モノグラムのクリエイティブディレクターで、インテリアデザイナーのリチャード・T・アヌシュケヴィッチ氏と共同開発された。モノグラムの工業デザインチームと共に、リチャード氏は車両の洗練されたスタイルとプロポーションをさらに高めるためのデザインを考案した。

モノグラムGXは、キャメルレザーのカスタムパターン内装、真鍮とチタンの金属アクセント、デクトンスレートストーンの装飾、カスタムホイール、外装のディテールなどが特徴。コンプリートカスタムズによって製作・設計された。

モノグラムGXでは、リアゲートが観音開きに変更され、その奥にモノグラムの30インチスマートフラッシュハースオーブンを配置した。この電気式ハースオーブンは、ピザ、ソフトアーティザンブレッド、ブランジーノを焼くために、木炭焼きレンガオーブンの性能を再現するようにカスタムビルドされた。

また、モノグラムフォージヒーテッドアイスプレスは、米国初の加熱アイスプレスで、バーボンやスピリッツを冷やすための球体を作成する。リアの冷蔵引き出しと後部座席の冷蔵コンソールコンパートメントも追加。バーキット、グラスウェア、ビターズ、折りたたみ式カッティングボードも装備されている。

ワインとバーボンの収納部が、車体外側のサイドパネルに設けられた。ワインやバーボンのボトル、ボトルオープナー、グラスを収納するために、圧力フィットカットアウト加工が施されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  5. 新型EVセダン『マツダ6e』、カーフェスト2025で英国一般初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る