メルセデスベンツの新型EVトラック『eアクトロス600』、体験パビリオン開設…年内に量産開始へ

メルセデスベンツの新型EVトラック『eアクトロス600』の体験パビリオン
メルセデスベンツの新型EVトラック『eアクトロス600』の体験パビリオン全 3 枚

メルセデスベンツは6月18日、新型EVトラック『eアクトロス600』の体験パビリオンをドイツ・ヴェルトの顧客センターに開設した。

この新しいeアクトロス600は、長距離EVトラックに関する没入型体験と豊富な情報を発信する場だ。メルセデスベンツはeアクトロス600の量産を2024年内に開始する予定。この新しいトラックは、空力デザインなど、高度な技術が特徴だ。

体験施設では、メルセデスベンツ・トラックの歴史やヴェルト工場についても知ることができる。パビリオンは、持続可能な木材で構築され、曲線的なデザインが特徴。内部には、テーマごとの島が流れるように配置され、ファイバーボード、ステンレススチール、ゴム、ガラスなどの素材が使用されている。

訪問者は、短編プロモーションフィルムから体験を開始し、大型タッチスクリーンでeモビリティとeアクトロス600の詳細を知ることができる。外側には23mのLEDウォールが設置され、eアクトロス600に関する映像が流れる。パビリオンのハイライトは、120平方mの半円形スペースに展示されたeアクトロス600で、40平方mのLEDウォールと照明インスタレーションが設置されている。

また、相談エリアや一時的な作業スペース、特別展示用のスペースも備えている。パビリオンは長期的な利用を想定しており、テーマを変更してプログラムすることができる。

eActros 600体験ワールドは、ヴェルト工場の顧客センターの通常の営業時間内に訪問可能であり、メルセデス・ベンツ・トラックスの顧客向けの包括的な体験とコミュニケーションコンセプトの一部である。今後18か月間、ヨーロッパ中の顧客が南西ドイツの特定ルートでeActros 600を試乗できる体験も提供される予定である。


《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る