816馬力のオフロード電動SUV『猛士917』、映画とコラボの特別モデル予約開始…中国東風猛士

東風猛士の電動SUV『猛士917』の特別モデル「蛟龍戦甲」
東風猛士の電動SUV『猛士917』の特別モデル「蛟龍戦甲」全 1 枚

中国東風汽車(DFM)傘下のオフロード車メーカーの東風猛士は6月17日、電動SUV『猛士917』の特別モデル「蛟龍戦甲」の予約を開始した。

同車は、映画『蛟龍行動』とのコラボレーションモデルだ。この車は、都市のクールな遊び人、プロのオフロードプレイヤー、そして軍事ファンのために設計された電動オフロード車になるという。

デザインには「雄魂」コンセプトと中国の龍文化が融合されており、ルーフの防風シールドは軍用車のデザインを参考にしている。鍛造ホイールに軍用車からインスピレーションを得ており、ボディ同色のドアプロテクターパネルには銃器のモチーフが取り入れられている。

猛士917の蛟龍戦甲は、標準で砂漠をモチーフにしたオレンジ色のボディカラーを採用し、高光沢の塗装技術で高級感を演出している。さらに、個性を重視するユーザーのために、3つのオプションカラーが用意されている。内装色も3種類あり、そのうちの2つは中国の龍文化からインスピレーションを得ている。内装素材もアップグレードされ、ナッパレザーシート、スエードが標準装備されている。内装の木目部分はカーボンファイバー素材に変更可能だ。

パワートレインには、816hpのレンジエクステンダーシステムを搭載しており、オフロード性能を強化している。T-MAXと呼ばれる電動ウインチは腐食、耐熱、耐水性に優れ、1万2500ポンドの牽引力を持ち、ほとんどのオフロード脱出シーンに対応できるという。

車体の防護については、分割式の前後バンパー、カーボンファイバー製の上部バンパー、高強度カーボンスチール製の下部バンパーとサイドバンパーを採用している。軽量化されたオフロードバンパーによって、フロントの防護性能を強化している。

《森脇稔》

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