トヨタが『GRクラウンスポーツ』を計画中!? 新たな高性能フラッグシップSUV登場となるか

トヨタ GR クラウンスポーツ(予想CG)
トヨタ GR クラウンスポーツ(予想CG)全 8 枚

独自のラインアップを拡大しつつあるトヨタ直系のスポーツカーブランド「トヨタGAZOO Racing(GR)」。そのフラッグシップSUVとして『GRクラウンスポーツ』を計画している可能性があるという情報を、スクープ班がキャッチした。

GRの高橋智也社長が、海外メディアに向け「一部の顧客はスポーティなモデルを必要としているが、(多くは)その実用性からSUVを望んでいる」と語ったことから、SUVラインアップのさらなる拡充が期待される。現在GRのSUVモデルとしては、『ヤリスクロス』『ランドクルーザー』『ハイラックス』がライトスポーツグレードの「GRスポーツシリーズ」として展開されている。ここに『カローラクロス』や『RAV4』が追加されるのも時間の問題と見て良いだろう。

トヨタ ランドクルーザー300(GR SPORT)トヨタ ランドクルーザー300(GR SPORT)

近年のトヨタによるSUV攻勢は凄まじく、海外向け(主に北米)では3列シートの『グランドハイランダー』、その兄弟車であるレクサス『TX』に始まり、ベストセラーのピックアップトラック『タコマ N400』、日本では『クラウンエステート』として登場予定の『クラウンシグニア』、そして定番の『4ランナー』を展開。さらに日本でも発売された『ランドクルーザー250』とその兄弟車であるレクサス『GX』まであり、もはや他社の追随を許さない勢いだ。これらの車種(レクサスを除く)により付加価値の高いGR仕様を用意しない手はない、というわけだ。

そして、『GRカローラ』や『GRヤリス』などと同列のハイチューンな「GRシリーズ」に『クラウンスポーツ』が投入される可能性が囁かれているというのだ。今回はそんな「GRクラウンスポーツ」の姿を予想する。

予想CGを作成したのは、カーデザイナーのTheottle氏だ。クラウンスポーツをベースに、GRヤリスのアグレッシブなエッセンスを取り入れた。フロントエンドには、巨大なエアインテークを装備、両サイドの給気口も拡大され迫力を増している。さらにボンネットにはエアスクープを備えている。

トヨタ GR クラウンスポーツ(予想CG)トヨタ GR クラウンスポーツ(予想CG)

大幅にワイドになったフェンダーにはエアアウトレットを配置。リアには巨大ルーフスポイラーを装着、バンパーには迫力の円形デュアルエキゾーストパイプをインストールした。もともとのクラウンスポーツからしてSUVというよりはホットハッチ的なキャラクターだが、その個性をさらに強調したデザインとなっているのがわかるだろう。

そしてドレスアップがメインのGRスポーツではなく、車体やパワートレインまで手が加えられるGRとして登場するとなれば、気になるのはそのスペックだ。だが現時点では情報をつかめていない。クラウンスポーツは「PHEV」が上位機種として設定されていることから、高性能PHEVとして登場するかもしれない。はたまた、5月に発表した「電動化時代の新4気筒ターボエンジン」が初搭載される可能性も…?

いずれにせよ、GRブランドのSUV攻勢に要注目だ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. オートサロンで注目の1台、スバル『S210』ついに抽選申込を開始 限定500台のみ
  2. フィアット『グランデ・パンダ』にハイブリッド登場、欧州ベース価格は310万円下回る
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』新型、量産仕様のプロトタイプがついに出現! 変更点を完全解説
  4. スバル『BRZ』、エンジン改良で安全性強化…332万2000円から
  5. ホンダWR-Vリコール…シート素材が保安基準に適合しないおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  2. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  3. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  4. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る