GMは6月25日、子会社のGM Defenseが、テキサス大学アーリントン校(UTA)のパルスパワー・エネルギー研究所(PPEL)、フィラデルフィア海軍水上戦センター(NSWCPD)と協力し、軍用電動車のバッテリー技術の評価を開始した、と発表した。
UTA PPELは、軍用電動車のバッテリーの放電および充電における現在の性能を確認するために技術を評価する。この評価は、将来の軍用プラットフォームにおける国内供給エネルギー貯蔵の選択肢にするための道筋を示すことを目的としている。
GMの子会社のGM Defenseは、GMの新世代EV向け車台「Ultium」を活用して評価とテストを行っている。Ultiumプラットフォームは、これまでのGMのハイブリッドやレンジエクステンダーEV技術を超えるパワー、航続、スケールを実現できる。モジュール式でスケーラブルなこのプラットフォームは、異なる化学組成やセル形状を使用できるため、変化するニーズや新技術の導入に適応可能という。