スズキ、『スイフトスポーツ』や『ジムニー』商用車を英国で導入中止へ…電動化で2025年初頭までに

スズキ・ジムニーLCV(英国仕様)
スズキ・ジムニーLCV(英国仕様)全 4 枚

スズキの英国部門は、ラインアップの電動化に向けて、2025年初頭までに『スイフトスポーツ』、『ジムニーLCV』(商用車)、『イグニス』、『スウェイス』の導入を中止する。スズキの英国部門が6月28日に発表した。

スズキは2024年後半に、初のEVを英国に導入し、2030年までにさらに多くのEVを展開する計画も発表した。この計画に先立ち、スズキはブランドとディーラーネットワークを英国およびEUの全法規制に完全に準拠させる準備を進めており、2024年末からモデルラインアップを簡素化する計画だ。

スズキの英国部門のデール・ワイアット氏は「これらのモデルの廃止によりEVの導入が可能となり、ハイブリッドとEVの販売比率がビジネスを牽引する時期に競争力が得られる。SUVと新型『スイフト』に焦点を当て、2025年後半からEV成長期に入る」とコメントした。

具体的には、2025年初頭までに、またはディーラー在庫がなくなり次第、スイフトスポーツ、ジムニーLCV、イグニス、スウェイスがモデルラインナップから廃止される。その後、ハイブリッドモデルのラインナップはスイフト、『ビターラ』、『Sクロス』、『アクロスPHEV』で構成される。

2024年通年では、スズキは英国およびアイルランド共和国において、2023年と同様の販売台数を達成することを見込む。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る