約307万円から、Aセグメントの電動SUV『VF 5』がインドネシアで発売 電池サブスクも

ビンファストVF 5
ビンファストVF 5全 1 枚

ベトナムの自動車メーカー、ビンファスト(VinFast)は7月1日、新型電動SUV『VF 5』の販売をインドネシアで開始した、と発表した。価格は3億1000万ルピア(約307万円)。

これは、同社がインドネシア市場に投入する2番目のモデルであり、Aセグメント向けに設計されている。3月にデビューした『VF e34』に続くモデルだ。

電動モーターは、94hpのパワーと135Nmのトルクを備えており、29.6kWhのリチウムバッテリーを搭載。バッテリーは10%から70%まで34分で充電可能だ。

デザイン面では、目を引くLEDターンシグナル、リバースライト、低位置に配置されたテールライトが特徴。スポイラーやシャークフィンアンテナが洗練された外観を完成させている。コンパクトなサイズは都市部の混雑した道路での運転に最適という。

VF 5では、バッテリーサブスクリプションプログラムも提供している。このプログラムでは、月額料金が走行距離に応じて異なる。車両には7年間または16万km(いずれか早い方)、バッテリーには8年間走行距離無制限の保証が付く。これによりVF 5の本体そのものは2億4200万ルピア(約239万円)で購入することが可能になる。

すでにビンファストは、インドネシアでVF e34を発売し、ジャカルタに最初のディーラーストアを開設、インドネシアに電動車の工場を建設する計画を発表している。

《森脇稔》

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