ハスクバーナが2025年モデルのスーパーモト「FS 450」を発表した。競技志向のコンポーネントを多数搭載し、新しいWP XACTクローズドカートリッジ・フロントフォークと改良されたフレームを採用したことで、とくにコーナリング時のハンドリングとバランスが向上している。
新型「FS 450」ではステップが小型化され、路面への接触リスクが低減している。新しいラジエーターシュラウドと5mm高く広くなったシートにより、急加速時でもライダーがしっかりとポジションを維持できるようになっている。2025年モデルでは新しい“スウェーデン風”のグラフィックも採用されている。

エンジンは450cc・SOHC4ストロークエンジンを引きつづき採用。電子制御システムとして、ローンチコントロール、トラクションコントロール、クイックシフター、2つのエンジンマップが搭載されており、これらはハンドルバーに取り付けられたマップセレクトスイッチで簡単に操作できる。
走行系ではアルピナホイールにメッツラー・レーステックSM K1タイヤを装着し、フロントにはブレーキング製310mmディスクを採用している。クラッチシステムはブレンボ製で、スーターのアンチホッピングクラッチとの組み合わせが優れたパフォーマンスを発揮する。
そのほか、新しいWP XACT・48mmフロントフォーク、改良されたクロムモリブデン鋼フレーム、ダイキャストアルミニウム・スイングアーム、アルミニウム-ポリアミドハイブリッドサブフレーム構造などの点が改良されている。