ハイブリッド需要急増で、ステランティス「36のハイブリッド車」2026年までに欧州導入へ

プジョー 2008 改良新型
プジョー 2008 改良新型全 3 枚

ステランティスは7月9日、2024年にグループ全体で30のハイブリッドモデルを欧州市場に導入すると発表した。2026年までにさらに6モデルを追加する予定だ。

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ステランティスは、独自のマルチエネルギーアプローチを活用し、欧州でのハイブリッドモデルの顧客注文の急増に迅速に対応している。ハイブリッド車は、EVやプラグインハイブリッド車(PHEV)よりも手頃な価格で、優れた運転体験とCO2排出削減を実現する。

現在または2024年中に欧州で発売されるステランティスのハイブリッド車には、アルファロメオ『ジュニア』と『トナーレ』、シトロエンの新型『C3』、『C3エアクロス』、『C4』、『C4X』、『C5エアクロス』、『C5X』、『DS 3』と『DS 4』、フィアット『パンダ』と『600』、ジープ『アベンジャー』、『レネゲード』、『コンパス』、新型ランチア『イプシロン』、マセラティ『グレカーレ』、オペル/ボクスホール『コルサ』、『アストラ』、『アストラ・スポーツツアラー』、『モッカ』、『フロンテラ』、新型『グランドランド』、プジョー『208』、『308』、『308 SW』、『408』、『2008』、新型『3008』、新型『5008』が含まれる。

ステランティスは、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、EVの技術を活用し、さまざまな顧客のニーズに応える車両を提供している。ハイブリッド車は、ブレーキや減速時に失われる運動エネルギーを回収し、軽量バッテリーに蓄えることで効率的な運転を実現する。

多くのステランティスブランドのハイブリッド車は、最新のeDCT技術を搭載しており、21kWの電動モーターを統合している。この技術により、シームレスで簡単な運転体験が提供され、特に市街地でのEV走行が可能。eDCTシステムは、燃費効率を最適化し、CO2排出量を最大20%削減する。

ステランティスは、欧州の70%以上の工場でハイブリッド車を生産しており、フランスのメッツとイタリアのトリノでeDCTを製造している。年間生産能力は120万台以上だ。

《森脇稔》

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