MGの小型SUV『HS』新型初公開、1.5ターボとPHEVをラインアップ…グッドウッド2024

MG『HS』新型(グッドウッド2024)
MG『HS』新型(グッドウッド2024)全 5 枚

MGは7月11日、英国で開幕した「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2024」において、小型SUVの『HS』新型を初公開した。

新型は、顧客にガソリンエンジンとPHEV(プラグインハイブリッド)パワートレインの選択肢を提供する。PHEVパワートレインは、最大出力142psの1.5リットルガソリンエンジンに154kWの電動モーターを組み合わせ、0-100km/hを6.8秒で駆け抜ける。

MG『HS』新型(グッドウッド2024)MG『HS』新型(グッドウッド2024)

モーターは24.7kWhの大容量バッテリーと高効率の67kWジェネレーターから電力を供給され、電動のみで最大120kmの走行が可能。これにより、新型HSは競合他車と比較してゼロエミッションでの長距離走行が可能となる。

新型HSは、新世代の1.5リットルガソリンターボエンジンも用意しており、169psのパワーと275Nmのトルクを発揮し、0-100km/h加速は9.4秒。標準装備の6速マニュアルトランスミッションに加え、7速DCTオートマチックも選択可能だ。

新型HSは、より洗練された外観を持ち、キャビン内の広さを増すためにホイールベースが長くなっている。外観は短いオーバーハング、上昇するショルダーライン、スリムなガラスハウスを特徴とし、全高は約30mm低くなっている。ホイールベースは45mm延長され、2765mmとなり、よりアスレチックなシルエットと内部空間の向上が図られている。

MG『HS』新型MG『HS』新型

フロントグリルは最新のMGデザイン言語を継承し、新しいスリムなヘッドライトがテクノロジー感を強調する。リアでは、ヘッドライトのデザインを反映したLEDテールライトが中央のモチーフでつながり、夜間には認識しやすいX字のライトシグネチャーを形成する。

新型HSの内部は、優れたコネクティビティ、空間、快適性を提供する。「SE」と「Trophy」モデルは、12.3インチの高解像度ディスプレイを2つ搭載し、インフォテインメントやライブナビゲーションサービス、Amazon Music、Android AutoおよびApple CarPlayに対応している。Trophyモデルには、360度サラウンドビューカメラとワイヤレススマートフォン充電が標準装備されている。

MG『HS』新型MG『HS』新型

運転席の12.3インチバーチャルディスプレイは、2つのテーマと3つのモードを提供し、ナビゲーション表示、重要な運転情報、または運転支援システムによる車両と周囲のリアルタイムビジュアライゼーションを表示する。

内装には新しい高品質素材が使用され、より快適でリラックスできる雰囲気を作り出している。新しい3スポークステアリングホイールとモダンなシャトルスタイルのギアシフターが特徴だ。

《森脇稔》

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