オペルの新型商用EV、レベル2自動運転も可能に…3車種で先進運転支援システム拡充

最新のADASが搭載されるオペルの商用EV
最新のADASが搭載されるオペルの商用EV全 4 枚

オペルは7月10日、商用EVの『コンボ・エレクトリック』、『ヴィヴァロ・エレクトリック』、『モヴァノ・エレクトリック』に最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載すると発表した。

これらの車両は、内燃エンジン搭載モデルと同様に、多数の先進運転支援システム(ADAS)を搭載しており、運転者のストレスを軽減し、作業の安全性を向上させる。

狭いスペースでの操作が頻繁に求められる小型商用車において、ドライバーは車両の周囲の状況を正確に把握することが重要。新型『コンボ』と『ヴィヴァロ』には、ダイナミックサラウンドビジョンが搭載されており、外部カメラと高解像度のリアビューミラーを組み合わせることで、ドライバー周囲の視認性を引き上げる。このシステムにより、運転者は他の車両や自転車、歩行者を見落とすリスクを大幅に減少させることができる。

オペル・コンボ・エレクトリックオペル・コンボ・エレクトリック

さらに、これらのモデルには最大18種類のADASが搭載されており、インテリジェントスピードアシスト、レーンキープアシスト、アドバンストエマージェンシーブレーキング、ドライバーアテンションアラートなどが含まれる。オプションでアダプティブクルーズコントロール(ACC)も選択可能で、長距離の運転をより快適にする。

新型『モヴァノ』は、最大21種類のADASを搭載しており、セグメントリーダーとなっている。ACCとレーンセンタリング、トラフィックジャムアシスト、電動パワーステアリングの組み合わせにより、レベル2の自動運転を実現している。レベル2自動運転は、ハンドルに手を添えている限り、車両が30km/hまでの速度で自動的にブレーキ、加速、ステアリングを行うことができる。

また、新型モヴァノにはドライバーの眠気を検知するドロウジネスアラートが搭載されており、長時間の運転後に休憩を促す。その他にも、トラフィックサインリコグニション、フォワードコリジョンアラート、パーキングアシストなど、多数の安全機能が装備されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る