『ディスカバリー』35周年で350馬力の新ディーゼル初搭載、限定車「35th Edition」発表

ディスカバリーの35周年記念限定車(右)と歴代モデル
ディスカバリーの35周年記念限定車(右)と歴代モデル全 7 枚

ジャガー・ランドローバー(JLR)は7月11日、SUV『ディスカバリー』のデビュー35周年記念限定車「35th Edition」を欧州で発表した。

ディスカバリーは1989年のフランクフルトモーターショーでの世界初公開以来、ファミリー向けSUVとしての多用途性と全方位的な性能でスタンダートとなったと自負する。

ディスカバリー1ディスカバリー1

35th Editionは、新型の強力で効率的な「D350」マイルドハイブリッド 6気筒ディーゼルエンジンを初めて搭載。最新の48Vマイルドハイブリッド技術を採用し、さらなる性能と加速力を強化している。

この3.0リットルのインジニウム6気筒エンジンは、350psを発揮。従来のD300より50ps増加しており、ディスカバリー史上最も強力なモデルだ。トルクも700Nmに増加し、0~96km/h加速は5.9秒とした。

効率的なマイルドハイブリッド技術により、減速時に生成されたエネルギーを回収・蓄積し、加速時にエンジンを支援することで最新のEU6e排出基準を満たしている。

35th Editionは、ディスカバリーの35年間の冒険と創意工夫を祝う特別なモデルだ。専用の「XXXV」バッジとディスカバリーのトレッドプレートが特徴。この限定車は、ディスカバリーの「メトロポリタン」仕様にインスパイアされ、グリルとディスカバリーの文字にはブライトアトラスのディテールが施されている。ハクバシルバーのロワバンパーインサート、22インチのグロスブラックホイール、ブラックブレーキキャリパー、プライバシーガラス、スライディングパノラマルーフが装備されている。

内部にはヘッドアップディスプレイ、ヒーテッドステアリングホイール、ワイヤレスデバイス充電、フロントクーラーコンパートメント、4ゾーンクライメートコントロールなどの快適装備が充実している。キャビンはチタニウムメッシュトリムディテールとエボニーの内装で強化され、ウィンザー革のカラーバリエーションが施されている。

さらに、20ウェイヒーテッド&クールドシートにマッサージ機能を追加し、サッチャムS5認定のセキュアトラッカープロ、コールドクライメートパック、トーイングパックを含む36か月のサブスクリプションが付属している。

ボディカラーは、サントリーニブラックとカルパシアングレーが設定されている。

《森脇稔》

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