ビンファスト、新EV工場をインドネシアで起工…年産5万台で2025年稼働へ

ビンファストが新EV工場をインドネシアで起工
ビンファストが新EV工場をインドネシアで起工全 2 枚

ビンファスト(VinFast)は7月15日、インドネシアの西ジャワ州サブアンにおいて、新しいEV工場の起工式を開催した。

この戦略的な動きは、東南アジアで最も有望なEV市場の一つであるインドネシアにおいて存在感を強化し、地元に多くの雇用機会を創出することを目的としている。

新しい工場は、サブアンの新興工業地帯に位置する。この施設は年間5万台の生産能力を持ち、ボディショップ、組立ショップ、塗装ショップ、テストコースなどの主要な生産エリアを備えている。

ビンファスト VF 3ビンファスト VF 3

工場の稼働開始は2025年第4四半期を予定。インドネシア市場向けに右ハンドル仕様の電動SUV『VF 3』、『VF 5』、『VF 6』、『VF 7』を生産する。

このプロジェクトは、地元の雇用を創出し、技能労働者の割合を増加させ、地域社会の経済的・社会的発展に大きく貢献することが期待されている。また、インドネシアにおけるグリーントランスポーテーションの推進にも大きな影響を与えると見込まれている。

グローバルな生産能力を強化する一方で、インドネシアにおける事業基盤を迅速に確立し、ブランド認知度を高めている。同社は、右ハンドル仕様の電動SUVの『VF 5』と『VF e34』を発売し、ディーラー店舗を開設し、柔軟な販売政策を実施している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る