ステランティス、新型EVの発売に向け充電サービス「Free2move Charge」を米国導入

ステランティスの電動車向け新充電サービス「Free2move Charge」
ステランティスの電動車向け新充電サービス「Free2move Charge」全 4 枚

ステランティスは7月15日、EV向けの新充電サービス「Free2move Charge」を米国市場に導入すると発表した。

これはステランティスが2024年、複数の新型EVを米国市場で発売するのに伴うもの。ダッジ『チャージャー・デイトナ』、ジープ『ワゴニアS』、ジープ『リーコン』、ラム『1500REV』などが米国市場に投入される。

Free2move Chargeのウェブサイトとアプリは、EVを購入する前、購入中、そして購入後に役立つ情報を提供し、充電オプションを理解する支援を行う。アプリは米国とカナダで利用可能で、AppleおよびGoogleのアプリストアからダウンロードできる。

Free2move Chargeには「ホームパッケージ」と「ゴーパッケージ」があり、EV購入者はこれらのオプションを選択できる。ホームパッケージには、レベル2の充電ユニットが含まれており、自宅での充電が可能になる。アプリは最適な充電時間を知らせ、ピーク料金を避けることもできる。

ステランティスの電動車向け新充電サービス「Free2move Charge」ステランティスの電動車向け新充電サービス「Free2move Charge」

ホームパッケージの充電ステーションは、簡単な3ステップで設置可能。まず、Free2move Chargeウェブサイトでインストールポータルにアクセスし、次に設置場所に関する質問に答え、写真をアップロードして見積もりを取得する。最後に、インストール業者と相談し設置、充電を開始する。

ゴーパッケージでは、600ドル分の充電クレジットが用意され、充電ステーションで使用可能だ。クレジットはFree2move Chargeアプリを通じてアクセスでき、最寄りの充電場所を簡単に見つけ、支払いも一括で行える。

ステランティスの顧客は、米国全土で7万5000以上の充電ネットワークにアクセスできることになる。これには、ChargePoint、Shell Recharge、EVgoなどが含まれる。また、IONNAとの合弁事業を通じて、2024年には米国で3万基以上の充電ステーションが設置される予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る