イーパイEVが中国で人気、セダン『eπ007』とSUV『eπ008』発売直後に1万台を受注

東風奕派の製造ライン
東風奕派の製造ライン全 3 枚

東風汽車は7月17日、東風奕派(ドンフェン・イーパイ)ブランドの新型電動セダン『eπ007』と電動SUV『eπ008』が2024年上半期(1~6月)、発売直後から好調な販売を続けていると発表した。

eπ007のEV版は、販売開始直後に1万台を突破。eπ008も予約開始から5時間で1万台の注文を受け、発売後には8000台以上の注文が続いた。これにより、東風奕派は全国100都市で新車発表会と大規模な納車イベントを展開している。

eπ007eπ007

新車の高い需要に応えるため、東風乗用車製造本部は全バリューチェーンの生産責任を強化し、高品質な製品を確実に顧客に届けることを目指している。

7月にはeπ007の生産量が月3000台に達し、8月には5000台に増加する見通し。eπ008も6月の発売以来、月産5000台に達している。

生産体制の強化も進められており、8月からは1直から2直体制に移行し、需要に応えるための生産能力を向上させる計画だ。多くの熟練工が生産ラインで活躍しており、効率を高めるための工夫も行われている。

東風汽車の東風奕派ブランドの新型電動SUV『eπ008』東風汽車の東風奕派ブランドの新型電動SUV『eπ008』

また、安全で安定したサプライチェーンもeπ007とeπ008の生産を支えている。東風乗用車製造本部の調達部門は、サプライチェーン全体と協力して、コア部品の供給を迅速に対応する体制を整えている。

品質管理にも厳しい基準が設けられており、武漢第二工場の溶接車間では、車体の溶接点が平整で美しいことが求められており、全工程で品質管理が徹底されているという。

東風奕派は、eπ007とeπ008のソフトウェアのアップデートや品質管理を通じて、顧客に高品質な製品を提供することを目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る