初の「モバイルオフィス」装備、ルノーの新型電動バン『トラフィック』、3.4万ポンドから受注開始

ルノー・トラフィックE-TECHエレクトリック
ルノー・トラフィックE-TECHエレクトリック全 4 枚

ルノーは7月17日、新型電動バン『トラフィックE-TECHエレクトリック』の受注を欧州で開始した。英国でのベース価格は3万4500ポンド(約700万円)。納車は9月からを予定している。

このゼロエミッションバンは、3つのバージョンがあり、ハイルーフモデルも選択可能。2つの全長(5080mmと5480mm)と2つの全高(1967mmと2498m)があり、積載スペースは5.8立法mから8.9立法mまで選べる。ロングホイールベースバージョンでは、4150mmまでの長さの荷物を積載可能。最大920kgの牽引能力と1222kgの最大積載量を備える。

ルノー・トラフィックE-TECHエレクトリックルノー・トラフィックE-TECHエレクトリック

キャビン内も実用的で、88リットルの収納スペースがある。コンソールには19.7リットル、ドアには14.6リットル、ベンチには54リットルの収納が可能。また、初めて「モバイルオフィス」を装備したLCVだ。

52kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、1回の充電で最大約300kmを走行可能(WLTPサイクル)。50kWの急速DC充電により、バッテリーを1時間でフル充電できる。

標準装備には、8インチタッチスクリーンのイージーリンクディスプレイ、Android AutoとApple CarPlayのワイヤレススマートフォン統合、フルLEDヘッドライト、ヒーテッド電動調整式ドアミラー、リアパーキングセンサー、クルーズコントロール、インテリジェントスピードアシスト、アクティブ自動ブレーキシステム、タイヤ空気圧警告、レーンデパーチャーワーニング、ドライバー注意警告、眠気警告が含まれる。

ルノー・トラフィックE-TECHエレクトリックルノー・トラフィックE-TECHエレクトリック

また、プレミアムダッシュボード、7インチカラーディスプレイ、パワー調整可能な運転席、電動フロントウィンドウ、エアコン、モバイルオフィスも標準装備されている。オプションには、クライメートコントロール、ヒーテッドシート、360度パーキングセンサー、リアパーキングカメラ、自動ハイビーム、自動ヘッドライト、雨感知ワイパー、ブラインドスポット警告がある。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る