江淮のEVトラック、中国新エネルギー商用車性能評価大会で三冠達成…航続や省エネ性能に評価

江淮のEVトラックが中国新エネルギー商用車性能評価大会で三冠達成
江淮のEVトラックが中国新エネルギー商用車性能評価大会で三冠達成全 2 枚

江淮汽車(JAC)グループは7月16日、同社のEVトラックが全国新エネルギー商用車性能評価大会に参加し、3つの賞を獲得した、と発表した。

全国新エネルギー商用車性能評価大会は、重慶市で開催された。中国の23の自動車メーカーから25台の代表的な新エネルギー商用車が集まり、技術と性能を競い合った。

江淮汽車グループのEVトラック、江淮『威鈴V6』がこの大会に参加し、4.5トンの物流輸送車部門で「動力優勝賞」「航続優勝賞」「省エネ優勝賞」の三冠を獲得した。威鈴V6は強力な動力、長い続航、そして省エネ性能で高く評価された。

今回の大会では、軽トラックと重トラックが初めて競技範囲に含まれ、従来の評価項目に加え、ドライバーの主観評価も導入された。これにより、異なる路面状況での乗員の快適性が重視され、最新の技術応用成果が展示された。

威鈴V6は、CATL(寧徳時代)の最新100.46kWhバッテリーを搭載し、電池の質量が軽く、8年40万kmの保証が付いている。続航は300km以上で、高圧制御システムを採用している。これにより、耐荷重、快適性、エネルギー効率などが向上している。

江淮汽車グループは今後も技術革新を基盤に、技術を活用して新たな製品ラインを拡大していくとしている。

《森脇稔》

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