ベントレーの「遺産」を改装、新デザインセンターが上棟式

ベントレーの新デザインセンターの完成予想図
ベントレーの新デザインセンターの完成予想図全 5 枚

ベントレーは7月19日、新しいデザインセンターの上棟式を英国クルーで行った、と発表した。

【画像全5枚】

上棟式では、建物の構造段階の完了を祝った。この式典には、ベントレーのフランク・ステファン・ヴァリザー新会長兼CEO、製造担当のアンドレアス・レヘ取締役、R&D担当のマティアス・ラベ取締役が出席した。

新しいデザインセンターは、ベントレーの歴史的な建物「フロント・オブ・ハウス」を改装したもの。1939年に遡るこの建物は、ベントレーの創業地のクルーに位置している。かつてエリザベス2世女王をはじめとする著名な訪問者を迎えたこの建物は、ベントレーの遺産の一部として重要な役割を果たしてきた。

新しいデザインセンターは、完成後には以前のデザインセンターの約2倍の広さとなり、外装、内装、カラーおよびトリムを担当する約50名のデザイナーが働く予定だ。

この建設プロジェクトは、ベントレーの「ビヨンド100」戦略の一環として行われており、同社の全製品ラインを完全に電動化する計画をサポートするものだ。また、この拡張は、ベントレーが将来の製品とクルーのピムズレーン工場に対して行う2億5000万ポンドの投資プログラムの重要な部分を構成している。

ベントレーの新デザインセンターは、同社の革新と伝統を融合させた象徴的な施設となることが見込まれている。

《森脇稔》

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