BYD、世界展開へさらに一歩、ハンガリーに欧州初の拠点

BYD シール U DM-i
BYD シール U DM-i全 2 枚

BYDとフォルビア(FORVIA)は7月22日、戦略的パートナーシップを欧州に拡大すると発表した。

両社はアジアでの成功を基盤に、ハンガリーでの協力を開始する。フォルビアは、BYDの欧州初の拠点となるハンガリーでのプロジェクトを主導する予定だ。

この発表は、2017年に設立された合弁会社Faurecia Automotive Parts Co.を通じた協力関係をさらに強化するもの。過去7年間で、両社は中国に7つの工場を開設し、深圳に専用のR&Dセンターを設立してきた。

BYDは、グローバル化が次の重要なステップと位置付ける。グローバルなサプライチェーンなしではグローバル化は実現できず、フォルビアはその中で不可欠な役割を果たす。これがBYDが最近戦略的協力を強化した主な動機であり、ハンガリーでのプロジェクトはフォルビアが主導して円滑な立ち上げを確保する予定だ。

フォルビアのパトリック・コラーCEOは、「BYDとのパートナーシップを欧州に拡大することは、両社にとって大きなマイルストーン。アジアでの協力が大きな成果をもたらしており、この拡大が欧州市場でのさらなるイノベーションと成長を促進すると確信している」と述べた。

フォルビアとBYDの協力関係はアジアでの成功を基盤に、欧州市場での新たな展開を迎える。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る